経験値も感じる力も
北陸地方大雪被害の報道と餃子の王将の対応に
経験値とそこから派生する機転、人財力の重要性を痛感しております。
「日本の国土の半分は豪雪地帯である」という見出しを機内誌で目にしました。
北海道ももちろんその中に含まれるわけで、自然の恵みでありながら災害ともなり得る雪との日々の共存生活は必然的に経験値をアップさせます。
移動手段は何を使うのか。
交通の乱れを予想して時間にはどれぐらい余裕を持つか・・などなど。
先日、着物的スキルアップのため東京へ行ってまいりました。
新千歳空港からLCCで通った東京&大阪が懐かしく、
乗り換えに次ぐ乗り換えが今となっては体力・気力的にも少々辛くなってきた今日この頃。(冬場の着物って特に重いのですよ。。。)
結局のところ「時間」との兼ね合いであったり、
旭川発着でもそんなにお値段が変わらないパターンであったり、
欠航で引き返し予定が全て狂ってしまった経験を踏まえると、
ここは冬こそ旭川発着で!
このポスターも随分と認識されてきたように思われますがこれいかに??
ただ、難点は朝の1便が遅めで都心に着くのはお昼前ということ。
これでは午前中の予定はこなせないわけで、
つまりそれは前泊を余儀無くされるということになります♪
もぉ、仕方ないな〜❤️
有意義な前乗りDAYを過ごすため、
また上京時のマイルール「芸術・文化に触れるべし」を遵守すべく
立てた出発日スケジュールのポイントは以下の3点。
①飛行機の遅延なし
②スムーズな手荷物の受け取り
③無駄のない移動
これらが揃わなければルール違反にもなり兼ねず、特に「③無駄のない移動」については私の采配によるものですから今回は万が一に備え旅のお供はガマン。(小心者w)
その甲斐あってか飛行機の遅延もなく、
Googleマップ先生のお力添えも賜りまして、無事目的地へ到着!!
ありがとう旭川空港!
ありがとうJAL!!
時間の余裕という部分においては道民的経験値のかけらも感じませんが、
願掛けにも近い信頼だって時には必要であります(笑)
さて、そこまでして何を触れにどこへ向かったのか?
はい、それは「近松心中物語」@新国立劇場
久しぶりのお芝居に出向いた次第です♪(開演12分前の着席w)
このポスターを(映像を)目にした瞬間にズキュンとハートを撃ち抜かれました❤️
ヨルタモリで艶やかな着物姿を披露していたあのりえちゃんですよ。 中学生の時に学校でこっそり回っていたサンタフェのりえちゃん。
生で見たい!!というミーハーな心のみでチケットを購入。
原作は〜とか、演出は〜などといった部分での愉しみ方ができるほどの教養は残念ながら持ち合わせておらず、「曽根崎心中」と「ちかえもん」をざっくり混ぜ合わせたイメージでおりましたところ・・・
開演して驚きましたよ〜
「和」の設えと衣装に。
曽根崎心中現代版(現代劇)かと思っていましたのでね〜
なんと時代背景は「元禄」でしたよ〜(HPより)ww
・・・恐るべしポスターイメージ(お洋服でしたから・笑)
・・・恐るべしノー予習(これが最も恐ろしい・笑)
それでもですよ、こんな私でも十分に楽しませてくれる素晴らしい舞台でありました。
俳優陣のみなさまも然り、特に舞台構成?演出?と言いますかその躍動感と視覚効果には心動かされました。
そう、視覚効果!
視覚からのイメージが脳に与える影響力の大きさをポスターに学び、
そして平面の舞台に奥行きを思わせる遠近法、錯覚の世界を直に感じたのであります。
まさにこれが本題とも言える今回の上京目的。
左右対称の平面で構成された着物を曲線の身体にどう添わせ、
着方という錯覚を利用していかにスッキリとなりたい自分に見せるか!
この視覚効果を自らのものにし、和t ceteraの生徒さんのためにお伝えできるようにと
このたび海を越えたわけであります。
いや〜
どんな場所にも学びと気づきというものは存在するものなのですね。。
と・・・今回も本題になかなか入れないパターンのブログとなりましたw
視覚効果の検証結果なども合わせてその内容はまた次回に・・・
つづく(笑)