初雪は毎年繰り返す
昨日の朝、旭川には初雪が降りました。
雪虫を見てから随分と時間がかかったように思います。
雪が積もるまではまだ大丈夫!
そう思っては突然積もった雪を見て慌ててタイヤ交換する、を繰り返す近年。
夏タイヤでスリリングなドキドキ感?を味わいたいわけではないのですが。。
なので今年は慌てずにタイヤ交換を・・・今日します!(かなりの進歩です)
毎年のこと。
いつものこと。
繰り返すことで感じる季節感。
「毎年同じことができる幸せ」
これは映画「日日是好日」の樹木希林さん演じる武田先生のセリフの一部。
もうご覧になりましたか?
私は先月、映画館へ足を運びました。
多部未華子さんが主役っぽくなっちゃてますが・笑
お茶室でのお稽古シーンはまるで自分を見ているかのよう。
武田先生の言葉一つ一つに「あー、私も同じこと言われたよ、華ちゃん」と心の声。
お茶室も作法も変わらずにあるのに自分自身の変化が毎度新鮮な気持ちにさせてくれたり、ある時ふと気づく瞬間があったり・・・
同じことを繰り返す時間であっても同じものはないのですよね。
そうわかっていながらもお稽古の時間をルーティーン的に過ごしてしまうことも。
日常を引きずりバタバタとお茶室に入ると少しずつ茶の湯空間に馴染んでいく瞬間があります。肩の力が抜け、ガチガチの心が溶けていくようなメルトタイム。その時に思うのです、その過ぎてしまった時間と心の余裕のなさに「あー、何してるんだろう。。」と。
繰り返さなくてもいいことを繰り返し、なかなか身につかない私にそれでも先生はきっとこう言ってくださるはず「そう気づけたことでいいんですよ」と。
単行本も映画も話題のようで、Facebookのタイムラインにはお茶をされている方、そうでない方の様々な感想が流れ大変興味深く拝見しました。
実は前回のブログに書いたのですが、次回どっこいしょセミナーの題材は茶の湯にしてみようかと思っています(予定)。開催日は未定ですが少しずつ素材集めをしています。
茶の湯の世界、どんな切り口からでもいいので興味を持っていただけたらいいな〜と。
お茶の話はまだ続きまして、毎年文化の日に開かれる男性茶会「霜月会」
今年もアイさんにご一緒していただきました。
趣向を凝らし、準備を進められてきた設えのひとつひとつに二人で感動したり、
そう感じとりこう表現するのか〜とアイさんの言葉に耳を傾けたり・・。
この日のためにベストに咲いたお床の茶花は1ヶ月前からご準備されたとのこと。
そんな背景を慮るとお菓子もお茶も、ひときわ美味しく頂戴できます。
映画にもありますが五感をフル活動させるひと時。贅沢な時間です。
今日、11月15日はきものの日なのだそうです。
とりあえず着物を着ることはできますが、本日のスケジュール的にはゆったりと着物で過ごすための準備は残念ながらできていません。
計画性のあるタイムマネジメントをすべきでした。これ、今日に限らず・笑
なのでせめて写真だけでも。
霜月会後に楽しんだ撮影会の写真をアイさんがアプリでチョチョイと作ってくれました。
まるで今日はブログを書きなさいよ!と導かれたかのように今は思っていますw
事前の準備、大切ですね(笑)